February 26, 2024 — キャッシュは WordPressはもとより、どのようなウェブサイトを開発する際に誰もが行き当たる技術です。しかしキャッシュは「ウェブサイトを速くするもの」であり、問題が生じた(っぽい)場合はともかく「フラッシュする!」とざっくりとしか理解されていないのが現状ではないでしょうか。特にWordPressサイトの場合はキャッシュについてよく理解しないまま「全てをよしなにやってくれるオススメプラグイン」を求めがちです。
このセッションでは、キャッシュの解説と、なぜキャッシュが複雑になりがちなのかを解き明かそうと思います。そして、WordPressサイトに関わるさまざまなキャッシュについて話します。
November 7, 2023 — WordPress は、メジャーアップデートを迎える度に様々な機能が追加されますが、Gutenberg の登場を機に、その開発スピードはますます加速しています。
WordPress をアップデートした時に、見た目や使用感が大きく変わっている事に驚かれる方も多いと思います。
目まぐるしく変化していく WordPress コアと Gutenberg において、直近でどのような事が行われたのか、今何が開発されているのか、今後どのようなものが実装される予定なのか、主に開発・技術面の観点からご紹介したいと思います。
December 21, 2019 — “HTMLのマークアップとCSSと多少の JavaScript。そこに WordPress をきっかけとして PHP のスキルを少し足して、「テーマ制作」を主戦場にされている方も多いはず。しかし、ここ1〜2年で Gulp やSassを使ったモダン Web デザインワークフローはもちろんのこと、ブロックエディターの実装で JavaScript や React も学ばなければいけない… 動きも速く、ついていけない…
何を学んでいけばよいのか、どうスキルアップしていけば良いのか、私自身が最近学びもがいていることを共有したいと思います”
December 11, 2019 — WordPress 5.0 で新しく実装されたブロックエディター(Gutenberg)にはたくさんのブロックがすでに含まれています。種類も多く、ブログやシンプルなサイトであれば十分すぎるほどですが、全く使わないブロックもあれば、「こんなブロックがあればなぁ」というブロックもあるかもしれません。
デフォルトで含まれているブロックの種類と数は、言わば「ブロックの基本セット」です。自分好みやユーザーの要望、コンテンツのタイプやサイトの目的に合ったブロックのセットにカスタマイズすることは、エディタの使いやすさ向上につながります。
このセッションでは、ブロックの「自分セット」を作るためのカスタマイズ方法などを紹介します。1つの手法を深掘りするのではなく、広く浅くカバーし、現状を把握できるセッションを目指します。
December 30, 2018 — In the day and age where “posting something” has become an everyday affair to many, with so many different choices in software, tools and platforms — what does it mean to choose WordPress as a publishing tool teaching material in Higher Education? How easy or difficult do students find? What can contributors learn from it?
I have been working at a university for over seven years as a staff (in-house webmaster/developer), but never thought of teaching the students. This summer, I had an opportunity to co-teach undergraduate art students about online self-publishing using WordPress.
I have been contributing to WordPress over a decade, and I would like to share my experiences and thoughts in teaching, from a contributor’s point-of-view.
July 28, 2016 — 大学のウェブサイトをインハウスで開発、運営しており、一部にWordPressを採用しています。これまでの開発経験の中から、主に機能追加の要望に対して「できなくはない」ケースや、「シングルサイトかマルチサイトかの選択」においての意思決定についてお話します。日々の更新業務を遂行しつつ、インハウス開発を行うヒントになればと思います。
January 20, 2016 — Ethan Marcotte 氏がレスポンシブ・ウェブデザインを提唱して5年以上経ちますが、未だ完全な解決策が無い問題として「レスポンシブ・ウェブデザインにおける画像(レスポンシブ・イメージ)の問題」があります。
画像がページサイズの大きな割合を占めることが多い事や、昨今のデバイスの多様化、パフォーマンスの重要性を鑑みると、この問題の解決はウェブ全体にとってとても重要な事柄です。
しかし、ようやく、最近になって解決への道しるべが作られてきています。picture 要素や srcset 属性などのレスポンシブ・イメージを実現する仕様が含まれるHTML 5.1が草案(Working Draft)となり、多くのブラウザでも対応が進んでいます。
このセッションでは、RICG Responsive Images プラグインと、このプラグインの 4.4 へのマージについてお話し、srcset 属性と sizes 属性の WordPress へのネイティブ実装をどのように実現するかご紹介します。
注:時間の都合上、レスポンシブ・イメージの詳細な仕様は紹介しません。srcset 属性と sizes 属性についておさらいしておくことをオススメします。
October 22, 2014 — 現在WordPressサイトの構築や更新には、FTPもしくはSFTPソフトを利用したデプロイメントが主流です。
サイト全体の引っ越しであれば、あるいはrsyncやscpといったコマンドを使う場合もあるでしょう。
しかし手動で行う作業や、不慣れなコマンドを使うことにより、ミスしたり、時間が掛かったりしませんか?
一方で、最近は開発にGitを用いたVCを実践している、あるいは検討、勉強しているという方も少しずつ増えてきている反面、実務でわざわざ使う利点をイマイチ見いだせていない…という方もいるはず。
そこでGitとデプロイツール(サービス)を組み合わせたテーマ、プラグイン、サイト全体の、より効率的かつスピーディーなデプロイとその自動化を提案します。
また、WordPressサイトにこのワークフローを導入する際の注意点も考えます。
まだまだ、個人と職場両方の場で模索しながらこのワークフローを試しています。
実績に基づく「これをやっておけばよい」という正解をシェアできるものではありませんが、
同様に模索している方や興味ある方と現在のノウハウをシェアしあい、
インスパイアしあえるきっかけになればと思います。